# WikiTone 詳細マニュアル | 設定リファレンス・トラブルシューティング - KINTAUROS

> kintoneプラグイン「WikiTone」の詳細マニュアル。全設定項目のリファレンス(意味・制約値)、動作条件・制限事項、エラーコード別のトラブルシューティングを掲載。対象バージョン: v1.7.0。

元ページ: https://kintauros.com/plugins/wiki/manual/

WikiToneは、kintoneアプリをページツリー+リッチエディタ付きのドキュメント/Wikiビューにするプラグインです。1レコード=1ページとして本文をMarkdown形式で保存し、記法の即時変換エディタ・全ページ横断の本文検索・ページ間リンク・画像貼り付け・Google ドキュメントや YouTube の埋め込みに対応します。このマニュアルでは、設定項目のリファレンスと、動作仕様・制限事項・トラブルシューティングを説明します。

機能紹介・画面イメージ・導入手順は[プラグイン紹介ページ](https://kintauros.com/plugins/wiki/)を、ダウンロードは[ダウンロードページ](https://kintauros.com/download/)をご覧ください。このマニュアルは[Markdown版](index.md)でも提供しており、全プラグインのメタ情報と設定スキーマは機械可読な[catalog.json](https://kintauros.com/catalog.json)から取得できます。

## 基本情報

- **プラグインID**: wiki

- **対象バージョン**: v1.7.0(配布中の最新版)

- **カテゴリ**: 表示・見やすさ

- **説明**: アプリをページツリーとMarkdownエディタ付きのドキュメント/Wikiビューにします。

## 動作条件

- **対応環境**: kintone スタンダードコース。PC に加えてモバイル(モバイルアプリ・スマートフォンブラウザ)にも対応しています(v1.4.0〜)。最新版の Chrome / Edge / Safari / Firefox に対応。

- **動作画面**: レコード一覧のカスタマイズビュー。指定したビューを開くとWiki画面が表示されます。モバイルで利用する場合は、ビュー設定の「一覧を表示する範囲」を「PC版とモバイル版で表示する」にしてください。

- **必要なフィールド**: 文字列(1行)×2(タイトル・親ページ)、文字列(複数行)×1(本文)、数値×1(並び順)、任意で添付ファイル×1(画像)。この構成を揃えたアプリテンプレート(wikitone-app-template.zip)を配布しています。

- **必要な権限**: 閲覧はレコード閲覧権限。ページの作成・編集・削除にはそれぞれレコードの追加・編集・削除権限が必要です。

## 設定項目リファレンス

プラグイン設定の全項目です。「項目」は設定データ(エクスポートファイルの config)のキーを表し、[] は配列の要素を意味します。設定画面での入力項目と1対1に対応します。この構造の正式な定義はJSON Schema([catalog.json](https://kintauros.com/catalog.json) の configSchema)として公開しています。

- **項目**: 型 / 必須 / 説明・制約

- **targetView**: 文字列 / 必須 / 対象ビューのID / Wikiを表示するカスタマイズビューのビューID(数値文字列)。ビュー名ではない。 / 1文字以上

- **titleField**: 文字列 / 必須 / タイトルフィールド / ページタイトルを保持する文字列(1行)フィールドのフィールドコード。 / 1文字以上 / 対応フィールド型: SINGLE_LINE_TEXT

- **bodyField**: 文字列 / 必須 / 本文フィールド / Markdown本文を保持する文字列(複数行)フィールドのフィールドコード。 / 1文字以上 / 対応フィールド型: MULTI_LINE_TEXT

- **parentField**: 文字列 / 必須 / 親ページフィールド / 親ページのページID(idField 未設定時はレコード番号)を保持する文字列(1行)フィールドのフィールドコード。空値ならルートページ。 / 1文字以上 / 対応フィールド型: SINGLE_LINE_TEXT

- **orderField**: 文字列 / 必須 / 並び順フィールド / 同一階層内での表示順を保持する数値フィールドのフィールドコード。 / 1文字以上 / 対応フィールド型: NUMBER

- **imagesField**: 文字列 / 任意 / 画像フィールド(任意) / ページに挿入した画像の保存先となる添付ファイルフィールドのフィールドコード。未設定の場合、画像の挿入(貼り付け・ドロップ)は使えない。 / 対応フィールド型: FILE

- **idField**: 文字列 / 任意 / ページIDフィールド(任意) / ページIDを保持する文字列(1行)フィールドのフィールドコード。設定すると親ページフィールド・共有リンクにレコード番号ではなくこのIDを使う(レコード番号が振り直される別アプリへのデータ移植でもツリーとリンクが壊れない)。値の重複禁止を推奨。新規ページのIDはプラグインが自動採番する。未設定ならレコード番号を使う(従来どおり)。 / 対応フィールド型: SINGLE_LINE_TEXT

- **publish**: オブジェクト / 任意 / Web公開(KINTAUROS Publish)の設定。全対応プラグイン共通の断片で、共通ランタイム(KINTAUROS.publish)が読み書きする。tenantId / slug は公開サイト側の識別子で、別アプリへインポートしたときは引き継がれない

- **publish.enabled**: 真偽値 / 任意 / Web公開を有効にするか

- **publish.tenantId**: 文字列 / 任意 / 公開サイトのテナントID(「公開を開始」で発行)

- **publish.slug**: 文字列 / 任意 / 公開サイトのサブドメイン({slug}.kintauros.site)

- **publish.whitelist**: 配列(文字列) / 任意 / 公開するフィールドのコード。ここに無いフィールドは公開サイトへ保存されない

- **publish.attachments**: 配列(文字列) / 任意 / 公開する添付ファイルフィールドのコード(画像のみ転写される)

- **publish.condition**: オブジェクト / 任意 / 公開するレコードの条件(構造化)。always=全件 / in=フィールドの値が values のいずれか / not_empty=フィールドが空でない

- **publish.condition.operator**: 文字列 / 必須 / 値: always | in | not_empty

- **publish.condition.field**: 文字列 / 任意 / -

- **publish.condition.values**: 配列(文字列) / 任意 / -

- **publish.site**: オブジェクト / 任意 / -

- **publish.site.name**: 文字列 / 任意 / サイト名(公開ページのヘッダーに表示) / 100文字以内

- **publish.site.themeColor**: 文字列 / 任意 / 形式: ^#[0-9a-fA-F]{6}$

- **publish.site.noindex**: 真偽値 / 任意 / 検索エンジンに登録しない

- **publish.site.allowAiTraining**: 真偽値 / 任意 / AI の学習への利用を許可する(未設定・false は robots.txt で学習用クローラーに拒否の意思を表示。検索・AI 検索・AI エージェントは許可)

- **publish.syncUsers**: 配列 / 任意 / 一覧・詳細画面に公開ボタンを表示するユーザー(空なら全員)

- **publish.syncUsers[].type**: 文字列 / 必須 / 値: user | group

- **publish.syncUsers[].code**: 文字列 / 必須 / -

- **publish.customDomain**: 文字列 / 任意 / 独自ドメイン(例: help.example.com)。設定画面の「このドメインを登録」で登録し、DNS の CNAME が有効になってから公開できる(無料お試し中も利用可)。空なら既定の {slug}.kintauros.site

## 設定のポイント

- targetView にはWikiとして表示するカスタマイズビューを指定します。ビューのHTMLは空でよく、「ページネーションを表示する」はオフを推奨します。

- 親ページ(parentField)と並び順(orderField)はプラグインが自動で管理します。レコードを直接編集して値を変更しないでください(ツリー表示が乱れる原因になります)。

- 画像フィールド(imagesField)は任意です。未設定の場合、画像の貼り付け・ドロップ・挿入は使えません(外部URLの画像表示は可能です)。

- 配布中のアプリテンプレートからアプリを作成すると、必要なフィールドとビューが揃った状態で始められます(テンプレートにプラグインの設定は含まれないため、プラグインの追加と設定は作成後に行ってください)。

## 動作仕様

- 1レコード=1ページです。本文はMarkdown形式のテキストとして本文フィールドに保存され、閲覧時に整形表示されます(HTML記法は無効化されます)。

- エディタは「# 見出し」「- リスト」「**太字**」「- [ ] チェック」などの記法を入力した瞬間に変換します。ツールバー・表のGUI編集・行のドラッグ移動・Cmd(Ctrl)+S保存に対応します。

- ページ名を二重かっこで囲むとページ間リンクになります。未作成のページ名はクリックで作成を提案します。

- チェックリストは閲覧画面のままクリックで完了/未完了を切り替えられ、即座にレコードへ保存されます。他のユーザーの更新と競合した場合は警告して最新の内容を読み込みます。

- 本文検索は検索実行時に全ページのタイトルと本文を取得し、ブラウザ内で照合します(スペース区切りのAND検索・Markdown記法を除いたテキストに対して検索・ヒット箇所をハイライト表示)。

- 画像は貼り付け・ドラッグ&ドロップ・ツールバーから挿入でき、添付ファイルフィールドに保存されます。本文から参照されなくなった画像は、ページ保存時に添付ファイルからも削除されます。

- 外部コンテンツの埋め込み(v1.6.0): ツールバーの▣からGoogle ドキュメント・スライド・スプレッドシート・Google ドライブのファイル・YouTube 動画のURLを指定すると、本文に「@[embed](URL)」の1行が保存され、閲覧画面とWeb公開ページでは Google の公式な埋め込み用ページを枠(iframe)で表示します。枠の下には「Google スライドで開く」等の別タブで開くリンクが付きます。高さは200〜1200px(既定480)で指定でき、YouTube は16:9で表示します。対応外のURLは埋め込まれず、リンクとして表示されます。

- 権限はアプリ単位の近似で判定します(編集・削除は代表1レコードの評価、追加は標準ツールバーの表示状態を利用)。権限のない操作のボタンは表示されず、実際の操作はkintone側でアクセス権どおりに制御されます。

- ブラウザの戻る/進むでWiki内のページ移動を辿れます。未保存の編集がある状態での移動・画面遷移時は確認を表示します。

## 制限事項・既知の仕様

- モバイルでは、ページツリーのドラッグ&ドロップによる並べ替え・親の付け替えと、ブロックへのリンクのコピーは利用できません(並べ替えはPCで行ってください。ブロックリンクを開くことはモバイルでも可能です)。

- リアルタイム共同編集には対応していません。保存時に他のユーザーの更新との競合を検知して警告します。

- 画像の実体は挿入したページの添付ファイルフィールドにのみ保存されます。画像の記法を他のページへコピーした場合、元のページで画像を削除するとコピー先でも表示できなくなります。

- レコード単位の条件付きアクセス権はボタンの表示判定には反映されません(操作自体はkintone側で権限どおりに拒否されます)。

- コードブロック(```)内のページリンク記法は変換されませんが、インラインコード内の記法は変換されます。~~~形式のコードフェンスには対応していません。

- 数千ページ規模での性能は検証していません(ビューを開いたときに全ページのタイトルを、本文検索の実行時に全ページの本文を取得します)。

- 埋め込んだGoogle ドキュメント等を表示するとき、閲覧者のブラウザは Google(docs.google.com / drive.google.com / www.youtube-nocookie.com)へ直接アクセスします。KINTAUROS のサーバーは経由せず、Google に渡るのはドキュメントや動画の ID と閲覧者自身の Google のログイン状態だけです(YouTube はプライバシー強化モードの埋め込みを使い、自動再生はしません。YouTube の仕様上、埋め込み元のドメイン名〔kintone のドメイン〕は YouTube に渡ります)。

- 共有範囲が限定されたドキュメントの埋め込みは、閲覧者がそのブラウザで Google にログインしている必要があります。Safari・Firefox など第三者 Cookie を遮断するブラウザでは枠の中に表示できないことがあり、その場合は枠の下のリンクから別タブで開いてください。Web公開ページで使う場合は、Google 側で「ウェブに公開」した URL を貼るとログインなしで表示できます。

- 埋め込んだドキュメントの内容は本文検索の対象になりません(本文にはURLだけが保存されます)。埋め込み枠の高さは固定で、内容に合わせて自動では伸びません。

## 設定のインポート / エクスポート

プラグイン設定画面の上部にある「設定のインポート / エクスポート」から、現在の設定をJSONファイルとして書き出し(エクスポート)、別のアプリで読み込み(インポート)できます。検証用アプリから本番アプリへの設定コピーや、バックアップ・復元にご利用ください。

- インポートは取り込む内容の差分を確認してから「設定画面に反映」し、最後に「保存」を押して確定します(反映しただけでは保存されません)。

- 読み込んだファイルはブラウザ内で処理され、KINTAUROSのサーバーには送信されません。

- 別のアプリの設定を取り込んだ場合、このアプリに存在しないフィールドは警告として一覧表示されるので、反映後に該当箇所を選び直してください。

エクスポートファイルは次の形式(封筒形式)です。config の中身が設定本体で、その構造は上の設定項目リファレンスのとおりです。

```
{
  "kintauros": "config/v1",
  "plugin": "<プラグインID>",
  "pluginName": "<プラグイン名>",
  "pluginVersion": "<バージョン>",
  "exportedAt": "<書き出し日時(ISO 8601)>",
  "sourceApp": "<書き出し元アプリID>",
  "config": { ... 設定本体 ... }
}
```

### AIエージェント向け: ブラウザコンソールAPI

各プラグインは共通ランタイム window.KINTAUROS を搭載しており、ブラウザの開発者コンソールから設定の読み取り・検証・保存ができます。設定の保存(save: true)はkintoneの制約上、プラグイン設定画面でのみ成功します。

```
KINTAUROS.config.plugins()                   // このページのKINTAUROSプラグインID一覧
KINTAUROS.config.describeAll()               // 同居プラグインすべての設定サマリ
KINTAUROS.config.of('<プラグインID>').schema()    // 設定のJSON Schema
KINTAUROS.config.of('<プラグインID>').export()    // 現在の設定(封筒つき)
KINTAUROS.config.of('<プラグインID>').validate(x) // 保存せず検証
KINTAUROS.config.of('<プラグインID>').diff(x)     // 現在の設定との差分
await KINTAUROS.config.of('<プラグインID>').import(x, { save: true }) // 検証して保存(設定画面のみ)
```

登録が1件だけのページでは of(...) を省略できます(例: KINTAUROS.config.export())。

## トラブルシューティング

**ビューを開いてもWikiが表示されない**

アプリ設定 > プラグイン からWikiToneの設定画面を開き、対象のカスタマイズビューと各フィールドを設定して保存し、「アプリを更新」してください。表示されるのは設定で指定したビューだけです。

**E001: 設定されたフィールドが見つかりません**

設定後にフィールドが削除・変更された状態です。プラグイン設定画面を開き、タイトル・本文・親ページ・並び順・画像の各フィールドを現在のフォームに合わせて選び直して保存してください。

**画像を貼り付けても挿入されない**

プラグイン設定で画像フィールド(添付ファイル)が未設定の場合、画像の挿入は使えません。設定画面で添付ファイルフィールドを指定してください。設定済みで失敗する場合は、そのレコード(ページ)の編集権限と添付ファイルフィールドの編集権限を確認してください。

**保存時に「他のユーザーがこのページを更新しています」と表示される**

編集を始めてから保存するまでの間に、他のユーザーが同じページを更新しています。編集内容を控えてからページを開き直し、最新の内容に反映してください。

**ツリーの並べ替え・親の付け替えができない**

対象レコードの編集権限が必要です。また、自分自身の子孫ページへの移動はできません。折りたたまれているページの中へ直接ドロップすることもできないため、その場合は移動先ページの「＋」からサブページ化するか、移動先を展開してからドロップしてください。

**埋め込んだGoogle ドキュメントやYouTubeが表示されない**

枠の中にログイン画面や「アクセス権が必要」と出る場合は、ドキュメントの共有設定と、閲覧者のブラウザの第三者 Cookie の設定が原因です。Google にログインした Chrome / Edge で開くか、枠の下のリンクから別タブで開いてください。Web公開ページでは「ウェブに公開」した URL を使うとログインなしで表示できます。Google Workspace の管理者が「ウェブへの公開」を禁止している場合は公開用 URL を作れません。対応しているのは Google ドキュメント・スライド・スプレッドシート・Google ドライブのファイル・YouTube 動画の URL だけで、それ以外の URL は埋め込まれずリンクとして表示されます。

## エラーコードと診断情報

WikiToneを含むKINTAUROSプラグインは、エラー発生時にブラウザのコンソールへ統一形式のログを出力します。人間向けの1行に続けて、機械可読なJSON(code / plugin / version / appId / message / doc)を出力し、doc には該当エラーの解説ページのURLが入ります。

```
[KINTAUROS <プラグインID>@<バージョン>] E001: 設定されたフィールドが見つかりません: ...
{"kintauros":{"code":"E001","plugin":"...","version":"...","appId":"...","message":"...","doc":"https://kintauros.com/docs/errors/E001"}}
```

各エラーコードの意味と対処は[エラーコード一覧](https://kintauros.com/docs/errors/)を参照してください。また、プラグイン設定画面の「サポート用情報をコピー」から、環境・バージョン・ライセンス状態・直近のエラーを含む診断情報をコピーできます(レコードの内容や個人情報は含まれません)。お問い合わせの際はこの情報を添えてください。

## ライセンスについて

- 初回利用時は、プラグイン設定画面の「利用開始」ボタンから60日間の無料トライアルを開始できます(カード登録不要)。

- トライアル・契約の期限が切れるとプラグインの動作は停止し、画面に案内が表示されます。[料金プラン](https://kintauros.com/#pricing)から契約すると同じ設定のまま再開できます。

- ライセンス確認のための外部通信で送信されるのは、kintoneドメイン名・プラグインID・バージョンのみです。レコードの内容や個人情報が外部に送信されることはありません。

- ライセンスサーバーに一時的に接続できない場合も、プラグインは一定期間動作を継続する設計です。

## サポート

解決しない場合は[お問い合わせ](https://kintauros.com/contact/)からご連絡ください。その際、プラグイン設定画面の「サポート用情報をコピー」でコピーした診断情報を添えていただくと、調査がスムーズです。

最終更新: 2026-09-23 / 対象バージョン: v1.7.0
